症状はどういう風に治っていくの?

鍼灸を受けるにあたって気になるのが、どういうふうに治っていくのかではないでしょうか。

悩みや症状にもよるので、実際にお体を触ってからでないとそれぞれの体調の変化は言えませんので、あくまで一例です。検査をしても数値としては何も問題がなく、自律神経が乱れていると病院で言われた方の例を挙げて説明をしていきますね。

鍼灸の効果を出すために最初は詰めて来院することをお勧めしていますが、おそらく最初の1回で劇的に悩みや症状がなくなるということはないでしょう。

鍼灸には副作用がないの特徴のひとつですが、逆を言うと少しずつ体に変化をもたらせます。

ですから、例えばすぐ疲れていたのが最近は疲れにくくなったとか、今までは週の半ばには疲労が溜まってしんどい思いをしていたのが最近は週末まで体力が持つなど、最初は自分でも気付くか気付かないかの変化から始まります。

やがて段々と夜に眠れるようになったり朝スッキリ起きられるようになったり。

そうしていくうちに、体全体の修復力が上がり体力がついていきます。

良い状態で治療を続けていくうちに更に悩んでいた症状の改善を実感していくという流れです。

この時に大切なことは、必要以上に焦らないことです。

焦る行為が自らストレスを作り、体の回復力を阻害する可能性が考えられるからです。

真面目な人に多いのですが、早く良くしたいから四六時中体のことばかりを考えてしまい、自分でも何をしたらいいか調べ過ぎてくたくたに疲れてしまうケースです。

自分の体調を真剣に考えることはもちろん大切なことですが、自分だけで考えすぎて自分の首を絞めてしまいます。

私の方針としては何事もバランスが大切だと考えていますので、自分の体のことを全然考えていない患者さんには「もう少し自分の体のことを考えて」とアドバイスしますし、考えすぎて疲れてしまっている患者さんには「体のことは病院や私に任せてもう少しリラックスする時間を作りましょう」とアドバイスします。

この文章を読んでいる方はきっと自分の体を真剣に考えていろいろ調べている方がおおいのではないかと思います。

気にしないように、と言われても「気にしない」という行為は実はとても難しいですよね。

そういう方には、最初は来院中だけでも気にせずリラックス出来るような治療を心がけています。